この記事ではカンボジア入国の方法を徹底解説します。
筆者はプノンペンに在住し、年に複数回の入国をしていますから、記事を読み、同じようにするだけで。
上級者のように入国ができます。
初めての方でも、カンボジアへ簡単に入国できるように、1つ1つ丁寧にお伝えしますので、安心してついてきてください。
まず、カンボジアでは2022年10月3日から、コロナ前と同じ入国が実施されています。
そして現在、カンボジアの入国で事前に必要なものは、たったふたつ。
(有効期限が半年以上残っている)
パスポートと現金のみです。
つまり海外に行くために、誰もが絶対に持たなければいけないもの以外、用意する必要はありません。
細かく言えば、ボールペンを持っていくべきだとか、現地で使える通貨を日本で用意するとか、さらにスムーズに入国する方法はあります。
ですが、絶対に必要なわけではありません。
え!?
カンボジアは入国にビザが必要って聞いてるよ?
そう言いたくなった方もいるでしょう。
また、古い情報をみた方で『顔写真』が必要と思われている方もいて、その質問がよくぼくの元へ来ます。
ですが、顔写真は必要ありませんし、あらかじめビザを取得しないで、入国することは可能です。
カンボジアの入国はかんたん。
そう思っていただいても、何ら支障はありません。
せっかくぼくの記事にたどり着いたのですから、読んでいただくことであなたの大切な時間やお金、労力を無駄にすることなく、入国をしてもらえたら嬉しく思います。
では、さっそく進んでいきましょう。
もくじ
1.プノンペン空港到着まで
カンボジアの首都プノンペンまで空路で来られる場合、当たり前ですが飛行機に乗って入国をします。
その時、行きの機内で『入国カード』と『税関申請書』2枚の紙がCAさんから配られます。
入国の際には必ず書いて提出する必要がありますので、機内か空港到着後に書きましょう。
書く文字は英語ですので、気をつけてくださいね。
ボールペンですが、航空会社によっては機内にあったり、貸してもらえなくてもプノンペン空港には、記入できる机やペンが用意されています。
それでも、心配な方や早めに記入を済ませたい方は、ボールペンをあらかじめ用意して、機内で書いてしまうのが得策です。
ではひとつひとつの記入例をお伝えしますね。
まずひとつ目の入国カードからですが、
といった内容になっています。
記入でつまづきそうなところを一緒にみていきましょう。
・乗ってきた飛行機の番号
これは飛行機の便名で英語と数字で書く必要があります。
例えば【NH818】といった全ての航空便に存在する番号です。
お手持ちの航空券で『FLIGHT』と書かれた近くに、必ず記載されていますので、ご確認ください。
・ビザの種類と番号
カンボジア入国に必要なビザは2種類あります。
ひとつは『観光ビザ』もうひとつが『ビジネス(通常)ビザ』です。
あなたが何の目的で入国するかでビザの種類を決めてください。
一般の観光で来られる場合は、観光ビザでかまいません。
それ以外の場合はビジネス(通常)ビザを選んでください。
ビザの番号に関しては今の段階ではわかりませんので、空港到着まで書かずにおいてください。
ここまではよろしいでしょうか?
ふたつ目が税関申告書で、
先ほどとは異なり、つまづきそうな箇所は特にありません。
『申告物の有無』や『1万ドル以上の所有物』に関しては、普通の渡航の場合『無し』にチェックを入れましょう。
また、入国カードはイミグレで100%確認をされますが、税関申告書はチェックされないケースも多々あります。
ですので、それほど神経質にならなくて大丈夫ですので、安心してくださいね。
すでにお見せした2枚の記入例の画像を、スマホにダウンロードしておきましょう。
2.プノンペン空港到着後から入国完了まで
無事にフライトが終わりましたら、プノンペン空港の中へ進みます。
ビザの販売所や入国審査はカメラ撮影が禁止されていますから、撮影した画像を載せることができません。
ですが、入国までのステップはたった3つ、
1.ビザを購入する
2.ビザを受け取る
3.入国審査を受ける
の3ステップです。
ひとつひとつ解説していきましょう。
1.ビザを購入する
空港に到着しますと、ほとんどの旅行者がビザの販売所へ向かわされます。
何も考えず、人の流れに乗って進んでください。
その際にあらかじめ用意しなくてはいけないものがあります。
パスポートとお金、正確にはアメリカドルです。
おい!
アメリカドルなんて持ってきてないよ!!
そのように思われた方もいるでしょう。
ですが、心配無用です。
ビザ販売所の近くには、
ATMが2台、さらに!
外貨両替のできる窓口があります。
現金派の方は外貨両替所、カード派の方はATMを使って30ドルを得ることができるので、事前の用意は絶対ではありません。
ですので万が一、用意してなかったとしても問題なくビザを購入することができます。
うっかり忘れた!
などと慌てる必要が一切ないので、カンボジアの入国はかんたん、と断言できるわけです。
もちろん、よりスムーズに入国をするのであれば、事前に米ドルを用意するのが賢い選択になります。
また、ビザの金額は、
・観光ビザが30ドル
・ビジネスビザが35ドル
で、ともに有効期間は1ヶ月間です。
米ドルとパスポートの用意ができたら、販売所の係員に渡すだけで、あとは勝手にやってくれるほど、係員がビザ発行に慣れています。
待ち時間も5分程度と早いですよ。
2.ビザを受け取る
あとはこのようにビザをパスポートに貼り付けられたら、無事にビザが発給された証明になります。
ビザを受け取ったら、入国カードにまだ書いていない『ビザの番号』を書きましょう。
画像の左側にあるローマ字の『T』からはじまり、数字10桁が含まれる番号です。
脳をふり絞ってどうしても書き方がわからない場合は、パスポートをそのまま持っていっても入国審査官が教えてくれるので、安心してください。
カンボジア人は優しいですよ。
3.入国審査を受ける
最後に待ち受けるのがここまでで、1番かんたんなポイントである入国審査になります。
なぜならば、カンボジア人はとても優しい人たちなので、多少のミスがあっても入国できるように手伝ってくれるんですよね。
ですので、必要な持ち物だけをきちんと確認しましょう。
入国審査に必要なのは、
・ビザが貼ってあるパスポート
・入国カード
で、この時点では税関申告書は提示することはありません。
記入などに不備がなければ、すぐに入国スタンプを押してくれます。
そうすれば入国完了。
あとは預けた荷物を受け取って、税関申告書を渡して外に出るだけです。
以上が、カンボジアの入国方法になりますが、いかがでしたでしょうか?
カンボジアはビザが必要というだけで、海外旅行初心者からハードルが高い、と思われていることがあります。
ですが、実際はかんたんに入国することができる国です。
知っているか知らないか、ただそれだけで成功を掴み、人生が変わることもあります。
未知なるカンボジアに期待してくださいね。
まとめ
それでは最後にまとめをお伝えさせてください。
まず、カンボジアの入国はとてもかんたんです。
行きの飛行機に乗る前に、入国カードと税関申告書の2枚の記入例をあらかじめダウンロードしておきましょう。
空港に到着したら、
1.ビザを購入する
2.ビザを受け取る
3.入国審査を受ける
の3ステップを実践してくださいね。
これだけで空港の外に出ることが可能です。
次回以降の記事で空港でのSIMカードの買い方や、空港から中心地までの移動方法なども解説しますので、ご期待くださいね。
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それではまた会いましょう!
以前より簡単になりましたが、料金は上がりましたね。
もりさん、コメントありがとうございます!
カンボジアは経済成長の真っ只中ですので、昔より金額が高くなるものもありますね。